【恋愛・縁結びのパワースポット!】花園稲荷神社を参拝しました
どうも、デンです。
今回は花園稲荷神社の参拝記録です。
当神社は東京都台東区、上野公園内に鎮座する神社です。
正式名称は忍岡稲荷神社(しのぶがおかいなりじんじゃ)といいますが、寛永寺の花畑に鎮座していたことから、1873年に『花園稲荷神社』と改名され今日に至ります。
お隣には五條天神社がありますが、それぞれ独立した神社という形をとっています。
御由緒
神社でいただいた資料より
御創始の年月は不詳です。古くから此の地に鎮座し、「忍岡稲荷」が正しい名称ですが、石窟の上にあった事から俗称「穴稲荷」とも云われていました。
承応三(1654)年、天海大僧正の弟子、本覚院の住僧晃海僧正が霊夢に感じ廃絶していたお社を再建し上野の山の守護の神としました。幕末、彰義隊の戦いでは最後の激戦地(穴稲荷門の戦)として知られています。後、明治六年に岩堀数馬、伊藤伊兵衛等の篤志家によって再興され、「花園稲荷」と改名、五條天神社が現地に御遷座になるに及び、社殿も南面して造営され神苑も一新されました。(旧社殿は俗称お穴様の処です)
お穴様の左奥にありますお社は、古書に弥左衛門狐と記され、寛永寺が出来る時に忍岡の狐が棲む処が無くなるのを憐れみ、一洞を造り社を祀ったと云われます。
社地はお穴様を中心にし約二千坪(今の精養軒や韻松亭を含む6600㎡ありましたが、明治の上地の為、現在は五條天神社と併せて約一千坪になりました。)
白羽の矢ー縁談・商談・就職等の願かけにいただく神札で古くから行われている神事です。往古、池之端に掛茶屋が何軒も並び白羽の矢を売って大繁昌していたと云う記録があります。
鳥居と表参道
左隣には五條天神社の鳥居があり、隣接する配置となっています。
参道の突き当りに拝殿があります。
手水舎
参道を進むと右手にあります。
水盤には、「盥漱(かんそう)清心魂」と刻まれています。
ちなみに、「盥」はうつわ(皿)の水を両手ですくっている形からできた字。
社殿
参道の突き当りにあります。
大きくはありませんが立派な社殿で、1928年に再建したものが現存しています。
社殿の左手に授与所があります。御朱印はお隣の五條天神社でいただけます。
参拝当日は天気が良く、逆光で見えにくくなってしまいました...
神狐像
社殿の前には一対の神狐像があります。子持ちと玉持ちです。
境内社:穴稲荷神社
表参道右手にあります。
当社は花園稲荷神社の元宮です。
拝殿はこちらですが、拝殿正面の扉は閉まっています。拝殿裏手の洞窟に鎮座する本殿にお参りする形式です。
拝殿には伊藤博文揮毫の扁額がかかっており、「神徳惟馨(しんとくこれかぐわし)」と書かれています。
「惟」→神の神意を聞く、「馨」→香りが遠くにまで及ぶ、という意味があるようで「御神徳が遠くまで及ぶ」といった意味かと思います。
個人的には天井にある巨大なハチの巣も気になります。
拝殿前にはカワイイ見た目の神狐像。
こちらが洞窟の入口がある鳥居です。
ちなみに洞窟の内部は撮影禁止でした。
当社の神狐像はかなりいかつい表情をしています。
裏参道
こちらで写真撮影されている方も多くいらっしゃいました。
鳥居の前には一対の狛犬が置かれています。
かなりユニークな表情をしています。
裏参道には朱色の鳥居が連なっており、東京にいながら千本鳥居っぽい雰囲気を楽しむことができます。
通称「稲荷坂」を通って境内に向かいます。石柱が見えていますが、裏参道途中には石鳥居があります。
こちらは稲荷坂から境内を撮影した写真です。
裏参道の終わりにも石鳥居があります。
御朱印
シールタイプの珍しい御朱印をいただきました。貼りやすかったです。
所感
東京都台東区に鎮座する花園稲荷神社を参拝しました。
人気の観光地、上野公園内にあるパワースポットだけに参拝者が途切れることなく訪れていました。
決して広くはない境内ですが、数多く連なる朱色鳥居や穴稲荷など、見どころはたくさんありあました。
今回はわけあって穴稲荷の本殿をお参りできなかったので、次回参拝時には参詣しようと思います。
当社のご利益には「縁結び」もありますので、想いを寄せる人がいる方は上野公園の観光と併せて是非参拝してはいかがでしょうか。
アクセス
住所
東京都台東区上野公園4丁目17
JR 上野駅 公園口 徒歩約5分
東京メトロ日比谷線 上野駅 公園口 徒歩約5分
東京メトロ銀座線 上野駅 公園口 徒歩約5分
京成電鉄 京成上野駅 徒歩約5分
駐車場なし