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【白蛇縁起で金運アップ!】蛇窪神社を参拝しました

どうも、デンです。

今回は蛇窪神社の参拝記録です。
当神社は東京都品川区二葉に鎮座する神社です。

いきなりですが、「蛇窪神社」というのは通称です。
神社のある二葉の旧地名かつ神社名に関して問合せの多かった「蛇窪神社」が、令和元年5月1日から通称表記に格上げされました。
神社のある二葉に、豊町、戸越、西大井の一部を加えた地域は、江戸時代初期までは蛇窪村と呼ばれていたようです。
当社の正式名称は「上神明天祖神社」ですが、現在は「蛇窪神社」を前面に出して活動しています。


由緒

白蛇神社HPより
文永8年(鎌倉時代・1272年)11月10日、北条四朗左近大夫陸奥守重時は、五男の時千代に多数の家臣を与え蛇窪(現在の品川区二葉四丁目付近)に残って当地域を開くよう諭して、自らはこの地を去りました。
その後、時千代は、法圓上人(ほうえんしょうにん)と称して大森(大田区)に厳正寺(ごんしょうじ)を開山し、家臣の多くは蛇窪付近に居住させました。現在、厳正寺の壇徒がこの地域に多いのは、こうした理由によるものです。
文永8年の秋から50年ほどを経た元亨2年(1322年)、武蔵の国(現在の東京・埼玉)一帯が大旱魃となり、飢饉の到来は必至と見られました。このとき、厳正寺の当主、法圓の甥の第二世法密上人は、この危機を救うため、厳正寺の戌亥(北西)の方向にあたる森林の古池のほとりにある龍神社に雨乞いの断食祈願をしました。上人の赤誠(偽りや飾りのない心。まごころ。)と神霊の冥助により、大雨が沛然と降り注ぎ、ついに大危機を免れることができました。
これに感激した時千代の旧家臣たちは、蛇窪に神社を勧請し、神恩に応えて祀りました。これが現在の蛇窪神社の縁起とされています。(荏原区史)
なお 一説には、鎌倉時代に、この地の豪農、森屋氏(現姓森谷氏等の先祖)が建立したものとも伝えられています。 
当社の旧社名は神明社でしたが、その後村社に昇格して「天祖神社」に改名されました。
令和元年5月1日より、御大典を記念し、また、地域の発展を祈念して、神社名の問い合わせの多い別称「蛇窪神社」を通称表記に格上げすることになりました。

 

大鳥居

木製の鳥居です。令和元年12月に建立された鳥居で、新しい感じが伝わってきます。
鳥居上部の扁額には令和元年からの通称である「蛇窪神社」が書かれていますが、右側の社号には「村社 天祖神社」と書かれています。
旧鳥居は大正初期に建立され、昭和20年の空襲で本殿や慶大建造物が丸焼けになる中、旧鳥居のみは戦禍を免れたそうです。

狛犬

参道の両脇に一対の狛犬が鎮座しています。
大正5年の奉納で、阿形の狛犬は子供を背負っています。


手水舎

参道右手にあります。
きれいな花が浮かべられていました。

土搗石

手水舎の左奥に土搗石という聞きなれない石が置いてありました。
看板を見ると、江戸時代からこの辺の土地に伝わる石だそうで、住居や納屋の工事がある度に敷地を固める目的で使用されていたようです。

社殿

参道の正面に拝殿があります。
昭和36年に再建されたものです。
子供の日が近いためか境内には鯉のぼりが飾られていました。
「蛇窪」の提灯が存在感を放っています。


白蛇縁起

社殿右にある鳥居をくぐると・・・
参拝推奨順序に沿ってご紹介します。

 

推奨順序①:撫で白蛇
白蛇様の夫婦です。
脱皮をする蛇のように再生・気力の復活・開運を願います。
蛇は脱皮をする事で皮膚が新生されますので、美しい肌が蘇るということから美顔美肌のご利益があると云われています。

推奨順序②:蛇窪龍神
この地で1000年以上の歴史があると伝わる蛇窪の守護神です。
7匹の白蛇と全長8メートルの白龍は、神様の使いである白蛇が8匹目で白龍になるということを表しているようです。
蛇と龍で巳が辰(身が立つ)ことから、立身出世のご利益があると云われます。


推奨順序③:白蛇種銭の銭回し

白蛇種銭をひとつ取り、石臼の金杯に乗せます。石臼を時計回りに3回ゆっくりまわします。
この時、社会全体が良い方向に動くように願いを込めて回します。

推奨順序④:白蛇清水銭洗い
ザルに白蛇種銭と自分の種銭を入れ、水鉢に浸して清めます。

推奨順序⑤:白蛇辨財天社
辨財天社へお参りします。銭洗いのザルを丸い木枠に乗せてお祈りします。
清めた白蛇種銭はお財布に入れ、自分の種銭は自宅で保管します。
お礼参りでは古い白蛇種銭を納め棒につなぎ、新しい白蛇種銭でお参りをして新たな目標をお祈りします。
白蛇辨財天社には上り蛇と下り蛇が鎮座しています。

銭回しから白蛇辨財天社お参りの詳しい方法は神社に案内板がありますので、参拝時にご確認ください。

 

白蛇みーくん

白蛇が展示されています。
右上に胴体が見えているのですが、顔は見えませんでした。


白蛇縁起

白蛇神社HPより
鎌倉時代天祖神社の社殿の左横(現在の消防団詰所付近)に清水が湧き出る洗い場があり、そこに白蛇が住んでいました。
時移り、いつのまにか洗い場がなくなり、やむなく白蛇は現在の戸越公園の池に移り住むようになりました。 
あるとき、土地の旧家森谷友吉氏の夢枕に白蛇が現れ「一日も早くもとの住みかに帰してほしい」と懇願しました。
森谷氏はこの話を宮司に伝えて、白蛇をもとに戻すよう願い出ました。宮司は辨財天社【琵琶を奏でる姿から音楽や芸能の才能を伸ばし、弁知(知恵)の神、安芸の宮島厳島神社の御分霊である辨財天を祀る】を建立することに決め、現在の駐車場に池を掘り、池の中央に小島を設け、その中の石窟に石祠を造って白蛇を祠ることにしました。古老の話によれば白蛇を迎える日の夜、いよいよお迎えの祝詞を奉上しようとしたとき、それまでの輝くばかりの星空が一天にわかにかき曇り、雷鳴とともに大風が立ち起こり、そのさまは身のすくむ思いだったということです。

白蛇様の戻り道

白蛇様が戸越公園の池からもとの住処である白蛇辨財天へ戻った道を通っての参拝が推奨されています。

伏見稲荷神社

特徴的な表情をした神狐像でした。


社務所

御朱印

イベント時などの限定御朱印はカラフルなものもあるようです。

所感

閑静な住宅街に佇む白蛇神社を参拝しました。
銭回しや銭洗いなどを体験できる、ユニークな神社でした。
自分で体験ができるのが楽しく、ありがたみもより高まるような気がしました。
お礼参りには子供も連れて行こうかなと思っています。
皆さんも金運アップ、美顔美肌を祈念に参拝してはいかがでしょうか。

 

アクセス

住所
東京都品川区二葉4丁目4番12号
都営浅草線 中延駅 徒歩5分
東急大井町線 中延駅 徒歩6分
JR横須賀線 西大井駅 徒歩8分
東急大井町線 戸越公園駅 徒歩12分 白蛇様の戻り道開運コース
駐車場なし