【都内で唯一、禁酒祈願!】虎ノ門 金刀比羅宮を参拝しました
どうも、デンです。
今回は神社の参拝記録です。
はじめに
今回ご紹介するのは東京都港区に鎮座する虎ノ門 金刀比羅宮です。
金刀比羅宮といえば、「こんぴらさん」の呼び名で親しまれている香川県の金刀比羅宮。
江戸初期の1660年、丸亀藩(香川県丸亀市周辺)の藩主京極高和が、藩内の金刀比羅宮を、当時三田にあった江戸上屋敷に勧請して創建したのが始まりです。
境内には金運の「喜代住稲荷」や縁結びの「結神社」があり、サラリーマンや良縁を願う女性が集まるパワースポットです。
御由緒
金刀比羅宮HPより
当宮は万治三年(1660年)に讃岐国丸亀藩主であった京極高和が、その藩領内である象頭山に鎮座する、金刀比羅宮(本宮)の御分霊を当時藩邸があった芝・三田の地に勧請し、延宝七年(1679年)、京極高豊の代に現在の虎ノ門(江戸城の裏鬼門にあたる)に遷座致しました。爾来江戸市民の熱烈なる要請に応え、毎月十日に限り邸内を開き、参拝を許可しました。
当時は“金毘羅大権現”と称されていましたが、明治二年(1869年)、神仏分離の神祇官の沙汰により事比羅神社に、明治二十二年(1889年)には金刀比羅宮に社号を改称し現在に至ります。
ご神徳は海上守護、大漁満足は勿論のこと、五穀豊穣・殖産興業・招福除災の神として広く庶民に尊信され、東国名社の一つとして知られています。
境内案内
社号碑
金の字を丸で囲んだ社号碑が印象的です。
正面鳥居
虎ノ門琴平タワーに隣接、オフィス街の一角にあります。
シンプルな石鳥居で、柱下部には亀腹があります。
参道
洗練された雰囲気を感じる参道となっています。
左手奥に見えるのが社殿です。
ベンチも置かれており、休んでいる方もいらっしゃいました。
社務所前から見た参道で、非常に都会的な境内です。
手水舎
正面鳥居をくぐって右手にあります。
中央に金の字を丸で囲んだ社紋が見えます。
銅鳥居
金刀比羅宮の一番の見どころがこの鳥居です。
柱に「四神」が飾られている珍しい造りで、港区指定有形文化財です。
柱の左上に青龍、左下に玄武、右上に朱雀、右下に白虎が配されています。
東は青龍、南は朱雀、西は白虎、北は玄武という神獣がそれぞれ天の四方の方角を守っているといわれている。
四神を配した土地は風水では最良の地とされ、邪気を遮断し幸せを呼び込み、健康運も良いと伝えられている。
島木部分と鳥居裏側にも「金」の彫刻が施されています。
百度石
銅鳥居をくぐってすぐ右手に置かれています。
江戸期から病気平癒の願掛けに使われていました。
拝殿
旧社殿は戦争で焼失しましたが、東京帝国大学の伊藤忠太教授の設計で1951年に再建されました。
金の社紋が書かれた提灯がたくさん飾られています。
琴平タワーと隣接しており、都会的な雰囲気の境内です。
本殿
拝殿右側に本殿に抜けられる小径の入口があります。
緑が多く雰囲気の良い小径です。
本殿は鉄筋コンクリート造りで、1983年に再建されたものです。
境内社:喜代住稲荷神社
金運の神様として信仰を集めています。
境内社:結神社
縁結びの御利益があるとされ、古くから女性の信仰が篤い神社です。
左側に見えるのが、良縁を願う女性たちが奉納したゴム紐で、社務所で授与されます。
裏鳥居
正面鳥居の体面に位置しています。
こちらもシンプルな造りで、柱に亀腹があります。
裏鳥居をくぐった右手は休憩スペースとなっていて、良い雰囲気です。
手水舎
裏鳥居をくぐった左手にも手水舎があります。
水盤
非常にお洒落な見た目をしています。
神楽殿
参集殿
社務所
琴平タワー1階に社務所があります。
御朱印
表紋である丸金と陰紋である葉団扇の印が押されています。
おわりに
所感
東京都港区に鎮座する虎ノ門 金刀比羅宮を参拝しました。
東京メトロ銀座線の虎ノ門駅から徒歩1分、オフィス街のど真ん中という立地でした。
都会的な雰囲気がありつつも緑が多く、休憩スペースもあることから、近くで働くサラリーマンやOLにとってはオアシスのような存在だと思います。
また、なんといっても四神が配された鳥居は非常に珍しく、一見の価値ありだと思います。
毎月10日は縁日であり、なかでも1月10日は「初こんぴら祭」として七福神の行列が練り歩くらしいので、是非見てみたいと思いました。
境内社の結神社は古くから良縁のご利益があることが知られておりますので、素敵な出会いを求めて参拝するのも良いと思います。
初こんぴら祭リンク
https://www.visiting-japan.com/ja/articles/events/j13mn-toranomon-kotohiragu-hatsu-konpira.htm